スピリーバ

高用量ICS+LABAで管理不良の喘息にチオトロピウム追加
オランダ研究,肺機能改善し重度増悪エピソードも減少
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1209/1209010.html



ICSとLABAの併用投与でも十分なコントロールを得られず
増悪を繰り返す喘息患者は決して少なくない。
COPDではこうした場合,チオトロピウムの上乗せが有効と報告されている。
では,この治療戦略を喘息患者にも適用できないか―。


オランダ・フローニンゲン大学のHuib A.M. Kerstjens氏は
「高用量ICS+LABAで症状を十分にコントロールできなかった患者に
チオトロピウムを長期間にわたり追加投与した結果,肺機能の改善だけでなく
重度増悪エピソードの有意な減少が確認された」と報告した
(N Engl J Med 2012年9月3日オンライン版)。