海兵隊のグアム移転 (日経新聞)

普天間、政権にまた難題 海兵隊移転で固定化懸念 
在日米軍再編の行程表も見直し
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E2E6E2E2828DE2E6E2E0E0E2E3E08297EAE2E2E2



今回の見直しで
グアム移転は約4700人に縮小し、普天間移設と切り離して先行実施する。
沖縄側では「米政府が辺野古移設をあきらめた」との受け止めから
逆に県外移設論が勢いを増す可能性がある。
日本政府が海兵隊移転をテコに
辺野古移設への地元の協力を求めるのは一段と難しくなる。


今回のグアム移転計画見直しについて
米国は仮に日本が受け入れなくても実行する構えを見せており
「米国からの通告に反対できなかった」(政府関係者)のが実情だ。
普天間の固定化は避けなければならないが、海兵隊縮小で
沖縄の負担が軽くなるなら前向きに受け止めるべきだ」。
06年の日米合意から全く進まない現状よりは一歩前進
という外務省筋の説明からも“受け身”が透けて見える。