殉職

駐在所のお巡りさん、最後まで住民守った…

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110325-OYT1T00812.htm?from=main1



「逃げて下さい」。
気仙沼署大谷駐在所の千田巡査部長(30)は地震直後にパトカーで出動した。
大声を張り上げて避難誘導する姿が、住民たちに目撃されている。
消防団員の中沢(40)は「すぐに逃げた方がいい」と声をかけ、千田はうなずいた。


千田は同日夕方、遺体で見つかった。
顔に付いていた泥を、中沢は指でぬぐった。
「あの時、無理にでも引き留めておけばよかった。
彼は最後まで自分たちを守ってくれた」と話した。
(2011年3月25日 読売新聞)