400万円で買った病気の体

400万円で買った病気の体
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「私がしたのは、400万円で病気の体を買ったのと同じことです」
足立区のKさん(70)は24時間、酸素ボンベが手放せない。
COPDのため、17年前から鼻に装着したチューブで酸素吸入しながら生活している。
以前は1日2、3箱たばこを吸う生活を続けており、COPDと診断されてからも
しばらくはやめられなかったという。
45年間の喫煙で消えたお金を大まかに計算してみると400万円を超えた。


喫煙が家計を圧迫しているケースは少なくないようだ。
GSKが20〜40歳代の喫煙男性300人に対し行った調査では
1か月のたばこ代の平均は8910円。
小遣いに占める割合が3割以上の人は37・3%、5割以上も11・3%いた。


ファイナンシャルプランナー三輪さんによると
20歳から60歳まで毎日1箱吸い続けた場合のたばこ代は1箱300円として計約440万円。
(2009年12月11日 読売新聞)