きょうの健康より
チャンピックス（バレニクリン）
禁煙外来などで処方を受けて使う、新しい内服薬です。
脳内でのニコチンの働きを遮断する作用があります。
たばこを吸うと脳内の「ニコチン受容体」がニコチンと結合し
「ドーパミン」という物質が放出されて満足感が得られます。
バレニクリンは、脳内に入るとニコチン受容体と結合し
喫煙で体内に入ったニコチンが結合するのを防ぐため
ドーパミンの放出が妨げられます。
この状態でたばこを吸っても、あまりおいしく感じられず
報酬感を得られないため、喫煙欲求が低下します。
また、バレニクリンがニコチン受容体と結合することで
少量のドーパミンが放出されるため、禁断症状が和らぎます。
【薬の飲み方】
http://sugu-kinen.jp/patient/howtotake.html
禁煙開始予定日の１週間前から飲み始めます。
はじめの３日間は、０．５mg錠を１日に１回だけ飲みます。
次の４日間は、１日２回朝夕食後に増やします。
１週間目は、徐々に喫煙本数を減らしていくようにしましょう。
２週目以降は、さらに増量し１mg錠を１日２回朝夕食後に服用します。
もうタバコは吸わないでください。
治療期間は３カ月間（１２週間）を一区切りとします。
原則として、他の禁煙補助薬と併用しません。
FAQ
http://sugu-kinen.jp/patient/faq.html
