宮本武蔵の教え

日経新聞より


松井秀喜はこのオフに一冊の書物と出会った。
宮本武蔵の「五輪書」風の巻の一節・・


もっとも上手の人のすることは
ゆるゆると見えながら、間の抜けないものである。
何ごとも熟練した者のすることは
いそがしげに見えないものである



せせこましく、忙しげに見えるようでは修行が足りない。
最上の人は「ゆるゆる」としながらも
間合いを計り、大切な瞬間を逃さないのだ。