世界売上ランキング 

2010年世界売上ランク 40億ドル以上は21製品 バイオ医薬品の成長目立つ

http://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/41208/Default.aspx


2011年問題 超大型品が相次ぎ特許切れ

1月にはネキシウムに欧州の一部の国で後発品が参入。
10月にはジプレキサ、11月にはリピトールが相次ぎ米国特許切れを迎える。
さらにプラビックにはすでに欧州の多くの国で後発品が上市しており
加えて12年5月に米国特許切れを迎え、後発品が参入する見込みという。
また、ディオバンも12年9月に米国特許切れとされる。

節電するならTV消せ

黙殺された野村総研の“TV消せばエアコンの1.7倍節電”報告
http://www.news-postseven.com/archives/20110810_28053.html


「こまめに電灯を消そう」
「エアコンの設定温度を28度に」
――テレビのワイドショーでは、様々な節電方法が連日紹介されている。
その一方で、黙殺され続けている一番効果的な節電方法がある。


それはズバリ「テレビを消すこと」だ。


興味深いデータがある。
野村総合研究所が4月15日に発表した『家庭における節電対策の推進』なるレポート。
注目したいのは「主な節電対策を講じた場合の1軒あたりの期待節電量」という試算だ。


これによれば、エアコン1台を止めることで期待できる節電効果
(1時間あたりの消費電力)は130ワット。
一方、液晶テレビを1台消すと220ワットとなる。


単純に比較しても、テレビを消す節電効果は、エアコンの約1.7倍にもなるということだ。


この夏、エアコンを使わずに熱中症で亡くなる人が続出している。
にもかかわらず「テレビを消す」という選択肢を国民に知らせないテレビ局は
社会の公器といえるのか。


自分たちにとって「不都合な真実」を隠しつつ
今日もテレビはつまらない番組を垂れ流し続けている。
週刊ポスト2011年8月19・26日号

COPD

COPDの新しい診断・治療ガイドラインを公表
http://health.nikkei.co.jp/hsn/index.aspx?id=MMHEb1000008082011



世界的に主要な死因の1つである慢性閉塞性肺疾患COPD)の
新しい診断・治療ガイドラインが、米国内科学会(ACP)など
世界の主要な肺関連4学会により作成され
医学誌「Annals of Internal Medicine(内科学)」8月2日号に掲載された。


COPDは2007年には死因の第5位であったが
現在では第3位となっており増加し続けている。


喫煙はCOPDの最大の危険因子である。
COPDは気道の炎症や収縮により生じ
呼吸困難、身体活動に伴う息切れ、慢性の咳、喘鳴などの症状がある。


COPD:chronic obstructive pulmonary disease

Treat to Target

関節リウマチ診療に激変「T2T」の時代へ 慶大・竹内勤氏が解説
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1108/1108022.html


関節リウマチ(RA)診療は,この数年で世界的に激変している。
米国リウマチ学会(ACR)/欧州リウマチ学会(EULAR)は,昨年(2010年)の
「新分類基準」に続き,今年「新寛解基準案」を発表。
さらに,「目標達成に向けた治療(Treat to Target,通称T2T)」
(Ann Rheum Dis 2010; 69: 631-637)の世界的な取り組みが本格的に始まった。


慶應義塾大学リウマチ内科教授の竹内勤氏は
「今やRA診療はトップレベルの寛解を目指す時代に突入し
QOLの長期維持も現実的になりつつある」と述べ,T2Tのさらなる普及を呼びかけた。


生物学的製剤の登場がRA診療に大きな前進をもたらしたが
すべての患者が同薬を使用しているわけではない。
RA患者が生物学的製剤処方を断る理由として最も多いのが
「経済的理由(55%)」
「病状がそこまで悪くないと思うから(43%)」
「現状の治療で満足しているから(22%)」
である。


確かにメトトレキサート(MTX)は関節破壊をある程度抑えるため
MTX投与例でこのように考えるのも分からなくはない。
しかし,竹内氏は「疾患活動性が高くない段階で生物学的製剤を投与すると
寛解達成率は高くなる」ことを挙げ,併用を勧めている。


竹内氏は「中等度活動性RA患者であっても,生物学的製剤が未投与であれば
現状に満足せずに,長期QOLを視野に治療を考慮すべきだろう」と述べ
発症からなるべく早い段代で寛解導入することの重要性を訴えた。

分業率

【日薬】分業率70%超が10都道県‐2010年度保険調剤の動向発表
http://www.yakuji.co.jp/entry23935.html


日本薬剤師会
「保険調剤の動向2010年度調剤分(全保険・速報値)」を発表した。
処方箋受取率、いわゆる医薬分業率は63・1%で
初めて60%の大台に乗った前年度よりさらに2・4ポイント上昇した。
都道府県別では70%以上の県が10県と二桁に上り
秋田県では初めて年度でも80%台を達成した。


都道府県別で70%以上を超えたのは
秋田  (80・8%)
神奈川 (77・1%)
佐賀  (74・6%)
新潟  (74・3%)
宮城  (73・8%)
北海道 (72・9%)
東京  (72・6%)
沖縄  (71・4%)
岩手  (71・2%)
青森  (70・6%)
の10都道県になった。


40%未満は前年度と変わらず
和歌山 (39・3%)
福井  (32・6%)

翼状片

《医療相談》翼状片 回答・大阪大学眼科教授 前田直之先生
http://www.asahi.com/health/doushimashita/TKY201108040236.html



63歳女性。
右目の黒目に白目が入り込んでいるのに気付きました。
眼科で「翼状片」と診断されました。手術しても再発することが多いといわれ
経過観察になりましたが、最近、症状が進んできたようです。
進行を止める方法や日頃の注意点はありますか。

Q 黒目に白目が侵入するとは、どんな症状ですか。

A 実際は白目ではなく、目の表面にある結膜と呼ばれる薄い膜です。
血管があるため赤っぽい白で、鼻側から伸びてきます。
黒目まで達した時に気付くケースがほとんどで
見た目だけでなく、異物感で目がごろごろします。
手術で切り取るしかありませんが、悪性のものではないので
本人が困らない場合は様子を見ています。

Q 進行するとどうなりますか。

A 角膜が引っ張られてひずみ、乱視が強くなります。
瞳が完全に覆われると見えなくなります。
重症だと入院することもありますが、基本的に手術は数十分で、日帰りが可能です。
白内障などの別の手術と同時でもかまいません。

Q 再発することが多いのでしょうか。

A 結膜は切ってもまた伸びてくるので、以前は3〜5割が半年ほどで再発していました。
ただ、手術後の進行を抑える薬が登場し、最近は再発は減っています。
上下の結膜を引っ張って縫い合わせる手術や
出産した妊婦から提供された羊膜を移植する方法もあります。
現在、大阪大病院での再発率は1割以下です。

Q 日常生活での予防法はありますか。

A 翼状片の原因は紫外線とされています。
太陽の光が真横から入ってくると、角膜がレンズになって、虫眼鏡のように
黒目の内側のあたりの組織にダメージを与えるのではないかとみられています。
UVカットのメガネやコンタクトレンズ
耳のあたりまで覆うスポーツタイプのサングラスが有効です。