加齢黄斑変性

視界がゆがむ加齢黄斑変性ルテイン摂取で予防効果期待
http://www.nikkei.com/life/health/article/g=96958A96889DE1E4E0E4E0E3E0E2E2E7E3E3E0E2E3E39F88E6E2E2E3;p=9694E0E4E3E0E0E2E2EBE1E3E2E3



高齢化や食事の欧米化に伴い、加齢黄斑変性が増えている。
ものがゆがんで見えたり、視野の中心がぼやけたりして、失明する恐れもある。
ホウレンソウなど緑黄色野菜に含まれるルテインという色素が
加齢黄斑変性の予防に良い」といわれている。果たしてその効果は?


ルテインを多く含む食べ物にはキャベツの原種とされるケールや
ホウレンソウ、パセリ、レタス、ブロッコリーなどがある。
ゼアキサンチンを多く含むのはパプリカ、柿、トウモロコシ、オレンジ、みかんなど。
もちろん、サプリメントで摂取することも可能だ。


聖隷浜松病院の尾花明・眼科部長は加齢黄斑変性の予防には
「緑黄色野菜を含むバランスの良い食生活と禁煙を心がけ、外出するときには
帽子をかぶり、青色の光をカットする遮光メガネをかけたほうがよい」と指導する。


日本でも50歳以上の約1%で発症し、失明原因の4位となっている加齢黄斑変性
ルテインの予防効果を調べる大規模試験を進める必要がありそうだ。


ひとくちガイド
◆目に良い食べ物について知りたければ
 「あたらしい眼科2010年1月号」(メディカル葵出版、坪田一男・石田晋編集)
http://www.atagan.jp/number/201001.htm
加齢黄斑変性の症状や自己チェックの方法は
 ノバルティスファーマの「加齢黄斑ドットコム」
http://www.kareiouhan.com/