タナトリル

第35回沖縄うふいち会 田辺三菱

沖縄県医師会館

【特別講演】

「明日からできる誤嚥性肺炎の最新治療」
寺本信嗣先生(国立東京病院呼吸器科医長)


院内肺炎の3分の2は誤嚥性肺炎。
誤嚥性肺炎は脳卒中既往の患者に起こりやすい。
すべての高齢者は肺炎予備軍と位置づけ、常に肺炎の可能性を念頭に置く。
起因菌の第一位は肺炎球菌
初期治療はアンピシリン、スルバクタムで、カルバペネムは不要。
口腔ケアとACEIは誤嚥性肺炎を減らす。
ACEIはアジア人に有効だが、白人には効果なし。
タナトリルが最も有効性が高い。
睡眠薬と喫煙は誤嚥性肺炎のリスクファクターである。