子宮頸癌

NHKきょうの健康」より
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archive/2010/0128/index.html

子宮頸癌は子宮の入り口にできる



子宮頸癌の原因は「ヒトパピローマウイルス(HPV)」
ヒトパピローマウイルスは、もともとは、皮膚などに疣(いぼ)をつくるウイルスです。
100種類ほどの型が確認されており
そのなかの10数種類が「ハイリスク型」と呼ばれ、子宮頸癌の原因となります。

ワクチン




昨年、ヒトパピローマウイルスの感染を防ぐワクチンが日本でも承認されました。
半年間に3回、筋肉注射による接種を受けることで
最低でも20年以上、効果が持続すると推定されています。
日本では、11〜14歳の女子が第一に接種を受けるのが望ましいとされています。
その次の対象は、15〜45歳の女性です。

ワクチンの接種と検診も受ける




ヒトパピローマウイルスへの感染を防ぐワクチンは
子宮頸癌の7割は防ぐことはできますが、完全に予防できるというわけではありません。
ワクチンの接種とともに子宮頸癌の検診を定期的に受けて、早期発見に努めることが重要です。