フットケア

糖尿病週間学術講演会 novo nordisk

Okinawa Harborview Crowne Plaza

特別講演

「糖尿病足病変に対する予防的フットケア」
東京都済生会中央病院副院長 渥美義仁先生


世界のどこかで糖尿病により、30秒に1本の足が切断されている。
(日本人は家の中で靴を脱ぐので欧米人よりは少ない)


白内障などで視力が落ちている患者は、足の病変に気づきにくくなる。
自分で爪を切るのも困難になるため
深爪をしないよう家族やナースに爪を切ってもらうのが良い。


マゴット療法(うじ虫=ヒロズキンバエの幼虫)
ウジが消化酵素を分泌し、口鉤と針状突起で傷をこすり、デブリドメントとなる。
ウジは分泌物を増やして傷を洗い流す。
ウジはアンモニア、アラントイン、尿素などを分泌し、傷の回復を促進する。
分泌物が細胞の成長を促し、肉芽形成を促進する。