タンボコール エーザイ

hotel Royal Orion


タンボコール

Naチャネル遮断薬
タンボコールはⅠcに分類され、対抗品はサンリズム
タンボコール1日2回 肝6腎4排泄
サンリズム 1日3回 腎排泄
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特別講演

「心房細動の薬物治療」 東京女子医大 循内 准教授 志賀剛先生


◇AFFIRM試験
AFFIRMなど大規模試験の結果では
洞調律と心拍数調節の間に有意差がないことが明らかになり
不整脈界に大きな衝撃を与えた。
心房細動管理には洞調律が維持されたとしても
ハイリスク例には抗凝固療法を終生継続することが必要。



◇ワーファリン 抜歯、消化管内視鏡処置、手術
血栓塞栓症のハイリスク患者において、抜歯などの処置のために
抗凝固療法を中止することは、血栓症発現のリスクを増し
中止そのものが致死的になり得ることから、一時的な中止はしない。
もし、必要な場合はワーファリンを処置3〜5日前から中止し
ヘパリンによる管理に変更して対処する。


◇J-RHYTHM試験
使用された抗不整脈薬はNaチャネル遮断薬が中心で
ピルジカイニド,シベンゾリン,プロパフェノン,ジソピラミド
フレカイニド、アプリンジンが80%以上の例で処方されていた。
これらの抗不整脈薬投与により
予想以上の長期的洞調律維持効果が確認されたこと
重篤な副作用の発現率が極めて低かったことが証明された。


詳しくはこちら ↓
◆心房細動治療(薬物)ガイドライン(2008年改訂版)
http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2008_ogawas_d.pdf


不整脈治療最前線 (2008年10月)
http://www.e-clinician.net/vol55/no573/index.html

ピルジカイニド サンリズム
シベンゾリン シベノール
プロパフェノン プロノン
ジソピラミド リスモダン
フレカイニド タンボコール
アプリンジン アスペノン