ミカルディス ベーリンガー

Crowne Plaza ANA Okinawa Harborview



【高血圧治療ガイドライン2009】
2004からの変更点
◆カルシウム拮抗薬が第一選択からはずれた。
(糖尿病合併、腎疾患合併、肥満、メタボリックシンドローム=MetS)


◆心血管病のリスクとして、MetS、CKDが追加になった。


◆血圧分類が軽中重症から正常高値、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ度に変更となり
 「正常高値」であっても糖尿病などがあれば「高リスク」と分類される。







ベーリンガーさんは定価2,310円の本をくれました。
ありがとうございます。



【特別講演】  
京都府医大 循内 松原弘明教授


ARB使用時には血中AngII濃度が上昇し
残されたAT2受容体を選択的に刺激することになる。


AT2受容体刺激はブラジキニン分泌を亢進させ
NO/cGMP系を介して血管拡張する。


これまで
AT1受容体の発現が最も多いのは血管平滑筋と考えられていたが
単球・マクロファージにはさらに多くのAT1受容体が発現している。


ARBを投与すると単球・マクロファージの機能が抑制され
動脈硬化層への遊走がされることがわかってきた。


さらにARBは、骨髄における造血系幹細胞の単球への分化・増殖も
特異的に抑制することが示唆された。



ARBはマクロファージの動脈硬化層への遊走を阻害して動脈硬化を抑制する。

http://medical.nikkeibp.co.jp/all/special/micardis/ontarget/005.html