働くとは何か 森永卓郎

朝日新聞より一部改変)
お金が全く無いのは不幸かもしれないが
お金があればあるほど幸せというわけでもない。


年収300万円くらいまでは幸せ度は比例して上がるが
300万円を超えても、幸せ度の上昇は横ばいになる。


中流以上の生活にしがみつこうとして
会社を解雇されないように必死で働き
やっと定年を迎えた時には
身も心もぼろぼろになっているような生き方はつまらない。
これは不幸な人生である。


好きでもない仕事をするのは動物の中で人間だけである。
どれだけ稼げるかを仕事選びの判断基準にしてはいけない。