外こもり

琉球新報のコラムより一部改変

                                                                                                                      • -



強い日差しがアスファルトに反射し
道路を埋める車の排ガスと混じって
蒸し暑さが際立つバンコク


マサシは10年以上、約3ヶ月ごとに
タイと日本を往復する生活を続けている。
日本に帰る理由は短期アルバイトで金を稼ぐためだ。
年収は100万円


4階建てアパートの2階に借りた部屋は10畳ほどの広さで
ベランダに併設されたシャワーは水しか出ず
壊れそうな音を立てるクーラーは温度調節ができない。


家賃は月3200バーツ(約1万円)
食費、交通費など1ヶ月の支出は6万円程度に抑えている。


マサシは「何もしないためにバンコクにいる」。


典型的な一日はこうだ。
昼前に起き、バスに乗って市中心部へ。
食事を済ませ、ネットカフェで一日の大半を過ごす。
(以下省略)
============================


2005年2月
僕はバンコクチェンマイに行きました。
そして住むという観点で2週間ほど過ごしましたが
結局は日本がいい、という結論に至りました。


ビールが安いのはすごくいいのですが
NHKは見られるけど、お笑い番組も見たいし
和食はあるけど高くて、毎日は食べられないし
それに薬剤師免許は日本でしか通用しないのですからね。