ムコスタ 大塚

LOISIR HOTEL NAHA

沖縄GIフォーラム


【講演】
「低用量アスピリン胃粘膜傷害のリスクマネージメント
 〜細径経鼻内視鏡を用いた検討から〜」
東京医大 内視鏡センター教授 河合隆先生


アスピリン
素錠(バファリン)でも腸溶錠(バイアスピリン)でもリスクは同じ。


アスピリン内服患者には無症候でも高頻度で胃粘膜障害が発生する。
抗血小板薬という薬の特性から、一度出血すると重篤化するケースが多い。


アスピリン胃粘膜傷害の予防について、アメリカでは
AHA/ACC/ACGの3学会が共同でPPIを推奨している。
※American College of Gastroenterology(ACG)


しかし、高齢者の場合、PPIを漫然と続けると
高ガストリン血症、胃粘膜の変化など他の問題が生じてくる。


H.Pylori除菌、PPI、防御因子剤
患者ごとのリスクを踏まえ対策を講じていく。


経鼻内視鏡は患者と会話ができるが、画像が粗い。
経口内視鏡と比較すると
「一眼レフ」と「写るんです」くらいの差がある。

【特別講演】

「胃粘膜傷害機構の新展開−ピロリからNSAIDs へ−」
京都府立医科大学 消化器内科学 教授 吉川 敏一 先生△