ＪＴ株、財務相が５０％ 天下りも３人
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-02-06/2008020614_02_0.html
ＪＴの大株主は、財務大臣で同社株の５０・０２％を所有しています。
1985年4月、日本専売公社から、民営化されたものの
株の半数を国が持っている「準国営企業」です。
さらに、ＪＴには三人の旧大蔵省官僚が天下りしています。
天下りの一人は涌井洋治・取締役会長。
1964年に当時の大蔵省に入省、同省主計局長を務めた後に
日本損害保険協会副会長をへてＪＴに天下りしました。
涌井会長は官房長のときに
贈賄容疑で逮捕された石油商・泉井氏から絵を贈られたことが発覚し、処分を受けました。
武田宗高・代表取締役副社長も天下り組。1972年に旧大蔵省に入省。
退省後にＪＴに天下りして、2007年から代表取締役副社長をしています。
もう一人の天下り官僚は、立石久雄・常勤監査役。1971年に旧大蔵省に入省。
国税局長、総務省人事・恩給局次長などを務め、昨年６月にＪＴ常勤監査役に就任しました。
