帯状疱疹後神経痛

リポート
急性期は越婢加朮湯、慢性期は自発痛の有無などで使い分け
帯状疱疹後神経痛漢方薬で防げ!治せ!
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t233/202201/573390.html?n_cid=nbpnmo_mled_weeklyrank

帯状疱疹に対する治療としては、抗ウイルス薬と鎮痛薬の併用が標準的だろう。
ただし、
帯状疱疹に対する抗ウイルス薬や鎮痛薬には皮疹そのものを直す効果はなく、
傷ついた神経を修復する作用もない」。
こう指摘するのは、大野クリニック院長の大野修嗣氏だ。
皮疹への治療効果や、神経の修復効果を狙って
大野氏が抗ウイルス薬や鎮痛薬と併用しているのは漢方薬の越婢加朮湯だ。

現在、帯状疱疹後神経痛に処方されることが多いプレガバリンやトラマドールなどは
ふらつきなどの副作用が強いことが問題視されている。
加えて「ずっと薬の継続が必要というのは、病態そのものを改善させる効果はないということ」
と平田ペインクリニックの平田氏は指摘する。
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