フライドポテトの芋は日本で栽培されていない

フライドポテトの芋は日本で栽培されていないそうです。

マックのポテト、31日販売再開 それでも続く「芋騒動」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC290EK0Z21C21A2000000/


今回の販売休止は、
新型コロナウイルス禍を発端とする世界的なコンテナ不足が主因だ。
さらに11月下旬にバンクーバー港近郊で起きた水害の影響で
大量のコンテナが滞留したことも響いた。


品薄の影響が広く及んでいるのは
各社ともフライドポテトをほぼ全て輸入に頼っているからだ。


輸入が停滞している以上、国産への切り替えが進んでもいいはずだが、
業界ではそうした動きは起きていない。国内調達を阻む2つの壁があるからだ。


ひとつは品種の問題。
フライドポテトは「ラセットバーバンク」と呼ばれ、
男爵イモよりも10センチ前後大きく育つ品種が主に使われるが、
日本ではほぼ栽培されていない。
フライドポテトの需要拡大に伴い一時、北海道の農家で試験栽培が広がったが、
気候が合わず、さらに買い取り価格が低いなどの理由から根付かなかった。


もうひとつが検疫の問題だ。
日本では病害虫の侵入を防ぐため、
土のついた生鮮ジャガイモの輸入は原則禁じられている。