ことしのノーベル賞で注目 カタリン・カリコ

カリコさんのmRNAワクチンで、このままコロナ禍が収束してくれれば良いのですが。

ことしのノーベル賞で注目 新型コロナワクチンのカリコ氏
https://www3.nhk.or.jp/news/special/nobelprize2021/physiology-medicine/article_06_01.html?utm_int=detail_contents_news-link_001
f:id:sna59717:20211003004410j:plain
ことしのノーベル賞で、大きな注目を集めているのが、
「mRNAワクチン」の開発の立て役者、カタリン・カリコ氏です。

「mRNA」を活用した全く新しいタイプのワクチンで、
わずか1年たらずという短期間で有効性90%以上という高い効果をもたらしました。

「医学に革命をもたらす」というのは、どういうことなのか。
まずは、新型コロナウイルス以外でも、
mRNAワクチンの開発が広がっていることがあります。
この技術は、ウイルスそのものを使わず、
遺伝情報さえあれば、短期間に
有効性の高いワクチンを生み出せる点に大きなメリットがあります。

このため、多様なニーズに合わせたワクチンを、
大量に生産することができるのではないかと期待されています。
インフルエンザは、すでに他の種類のワクチンが浸透していますが、
mRNAワクチンであればより短い期間で、大量生産することができます。

がんでは、さまざまなたんぱく質に対応しやすい特徴を生かし、
患者ひとりひとりにあったワクチンを
開発することができるようになるのではと期待されています。

ビオンテックは、
「われわれには、mRNAワクチンの時代がはっきりと見えている」として、
マラリアエイズ結核などの病気でも
mRNAワクチンの開発を進めることにしています。