シックデイ対策

シックデイ対策・日常生活での注意点

https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1228.html
糖尿病の人は免疫の働きが低下しているため、
肺炎になりやすく、より重症化するリスクが高まると考えられます。

特に気をつけたい“シックデイ”

糖尿病の方で、全身に強いストレスがかかって、
発熱や下痢、嘔吐、食欲不振が起こることで
突然血糖値が著しく上がってしまう状態のことをシックデイといいます。

シックデイの対策

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•水分を十分にとり脱水を防ぐ
シックデイのときには脱水につながる症状が見られるため、
脱水対策はとても大切です。
•食欲がなくてもできるだけ炭水化物をとる
シックデイになると、食欲がなくなり、摂取不足になります。
意識して、エネルギーとなる炭水化物をとるようにしましょう。
•のみ薬の使い方に注意する
薬の量にも注意が必要です。
食欲がなくなり、食事の量が減ってしまった場合、
薬が効きすぎて低血糖を起こすリスクもあります。
そういったことを防ぐためにも、
医師と相談し薬の量の調節を行いましょう。
シックデイの時に中止しないといけない薬もあります。
糖尿病の治療に使われる薬(経口血糖降下薬)は
基本的にシックデイの間は中止します。
※薬の種類など、患者さんによって対応は違いますので、
詳しくはかかりつけ医にご相談ください。
インスリンは原則継続する
1型糖尿病の治療に多く使われているインスリンですが、
インスリンの継続は原則とし、
絶対に自己判断でやめないように注意しましょう。


特に危険なシックデイの症状

シックデイの中でも、
すぐに医療機関に連絡の必要な危険な症状があります。

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•嘔吐・下痢が止まらない
•38度以上の高熱が続く
•食事が24時間にわたって全くとれない
•意識の状態に変化がある