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日本再生可能エネルギーインフラ投資法人
http://www.nikkei.com/markets/company/?scode=9283
配当利回り:6.6% 
権利月:1月・7月

ソースネクスト「ポケトークW」ワイドナショーで取り上げられる

  • 小型通訳器、画面大きく精度も向上(新製品・解剖)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35219900R10C18A9X42000/


画面を大きくし操作方法を改善。
通信速度は高速通信4G対応とし、
翻訳速度をWi―Fi接続時で従来モデルの7.4倍、
モバイル通信時で平均2.5倍に高めた。
アジア系言語を中心に翻訳精度を高めた。
対応言語はオーストラリア英語など
同一言語でアクセントなどが異なる例を含めて74(発売時点)に増やした。
Wi―Fiモデルと2年間の通信料を含むグローバル通信モデルがある。
後者は105カ国・地域で使える。
ネットアクセスに制約のある中国で快適に使える「中国モード」も追加した。
本機は完全自社開発で世界展開していく計画だ。


【評価委員の目】
■タッチパネルで直感的に設定が可能
前モデルが出たときは「ほんとうに使い物になるのか」と疑った人も多かったが、
その後、実用的な翻訳能力があるとわかり売れ筋商品になっている。
ただハード的にはいくつか課題があったが、画面を広げるなど改善。
入力・翻訳結果が画面で確認できて使いやすい。
各種設定もタッチパネルで直感的にできる。
翻訳スピードも4Gに対応したことやソフト改善などで大きく改善しており、
翻訳待ちのストレスが減る。〈ビジネスコンサルタント
■前機種の操作性など大幅改善
使い勝手で幾つか問題点のあった前機種を大幅に改善している。
音声が途切れると翻訳を始めてしまったが、
ボタンを押している間は音声認識を行い
指を離すと翻訳を開始するという使い方にしたのはよい。
SIMカード内蔵で設定の面倒さもなくなった。
インド英語やオーストラリア英語のアクセントにも対応して、
海外旅行では必須アイテムになったといえる。
価格も初代モデルと同じなので消費者に妥当と判断されるだろう。
■学習にも使いやすく
従来機から画面を大型化してタッチ操作に対応し、視認性や操作性は大幅に向上した。
翻訳後の文章をテキストとして保存して振り返ることもでき、
海外企業とのビジネスや語学学習で使いやすくなった。
従来機は大手家電量販店にブースを設けるなどして消費者にアピール。
またインバウンド需要に対応したい店舗や宿泊施設、航空会社などで導入が進み、
toB向けビジネスも成功している。そうした取り組みも進むだろう。
■メンテナンスサービスも充実
前モデルから一段と進化した本機は、
個人だけでなく企業ニーズも取り入れて、
グローバル化している現代の大きな応援者だ。
日本各地の観光スポットではスマホでの翻訳や
ナビ機能を使っている海外の旅行者が急増している。
「ポケトーク」があればさらにコミュニケーションが図れ、
正しい情報の供給と把握が可能になる。
ホテル、飲食店、空港などでも簡単に使えて、
言葉の心配が要らない環境としてあらゆる場面で必需品になりそうだ。
20年の東京五輪に向けても大いなるパートナーになる可能性が高い。
本機のメンテナンスサービス(ワイド延長サービス)も大変充実して、
若干の負担金で安心が得られるのでユーザーにとってはありがたい。
【リサーチャーの視点】従来モデルユーザーにも気配りを
ソフトメーカーのソースネクスト
あらゆるモノがインターネットにつながる「IoT」製品として
初めて発売した手のひらサイズの通訳器「ポケトーク」は、
日本経済新聞社が専門家に委嘱している「四半期新製品ランキング」で
17年第4四半期に1位となった。
量販店の店頭でも目立つように展示され、
観光、接客などの法人利用も発売7カ月で300社以上に上るなどヒット商品となった。
ハード面では改善すべきポイントもあった。
タップ、ダブルタップ、クリックなどが混在する操作の複雑さや画面の小ささなどだ。
多くのユーザーも同様に感じたようで、「W」はこれらを中心に改善された。
画面をタッチ対応にして、ボタンを押して話すだけで使えるようにしたほか、
音声で「フランス語」などと語りかけて設定できる。
LTEモデルはKDDI系のスタートアップ企業ソラコムの「eSIM」を内蔵し、
特別な操作なしで105カ国・地域で現地の通信事業者に接続して使える。
「箱を開ければすぐ使える」(松田憲幸ソースネクスト社長)のが売り物だ。
ブルートゥースも搭載し、スピーカーやイヤホンに接続できる。
評価委員の12項目採点で従来の「ポケトーク」はブランド力(2.5)、
デザイン(2.7)が標準(3点)を下回ったが「W」で12項目すべてで上回った。


ソースネクスト時価総額
ポケトーク発売前の17年10月20日の179億円から
「W」発表前日の18年7月25日には585億円になっている。


【製品の仕様】
■発売日 9月7日
■価 格 本体24880円(税別)、2年間通信付き29880円(同)
■本 体 重さ約100グラム