せき止め薬「コデイン」小児への処方制限へ

せき止め薬「コデイン」小児への処方制限へ…副作用で呼吸困難恐れ
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170517-OYTET50005/


厚生労働省は16日、
せき止め薬などに使われる「コデイン」を含む医薬品について、
小児への処方を制限する方向で検討すると発表した。


小児で、ごくまれに重篤な呼吸困難の副作用が生じる恐れがあり、
欧米など海外の一部では処方制限が行われている。


厚労省によると、コデインモルヒネに類似した成分。
国内では、医師による処方箋が必要な医療用医薬品で約60製品、
市販薬では約600の製品で使われている。
添付文書で、小児に対し慎重に投与するよう求めていた。
具体的な処方制限の内容や対象年齢などは、
6月に開く有識者検討会で決めるとしている。