脂肪肝・NASHの治療

肝臓病 徹底解説「脂肪肝・NASHの治療」
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2016/05/0512.html

脂肪肝とNASH


肝臓の細胞の約3割以上に脂肪がたまると脂肪肝と診断されます。
脂肪肝になって肝臓の細胞が壊れて炎症が起こり、
肝機能障害が起こるとNASH(ナッシュ)と診断されますが、
脂肪肝になった人すべてがNASHに移行するわけではなく、
どうしてNASHになるのかはまだ解明されていません。
しかし、NASHになると肝硬変になりやすく、肝がんに至る危険性も生じます。

脂肪肝の影響

脂肪肝と診断されても、
病気ではないから大丈夫と放置している人がいますが、
脂肪肝の時点で病気ととらえて治療することが大切です。
脂肪肝になると、動脈硬化心筋梗塞脳卒中などの危険が高まります。
肝臓の中に中性脂肪がたまると、それが血流に乗って全身の血管に流れていきます。
血液中の中性脂肪が増えるとHDL(善玉)コレステロールが減り、
LDL(悪玉)コレステロールが増えるため、
血管の壁にコレステロールがたまり、動脈硬化などを引き起こします。

脂肪肝・NASHの原因

脂肪肝とNASHの一番の原因は、食べ過ぎや運動不足から起こる肥満です。
そのほか、酒を大量に飲む人、そして意外と思われるかもしれませんが、
急激なダイエットも脂肪肝の原因になります。
ダイエットでたんぱく質が不足すると、
中性脂肪を血液中に送り出せなくなり、肝臓に蓄積してしまうためです。
どの原因でもNASHに移行する可能性はあります。
糖尿病、脂質異常症、高血圧とNASHの合併は多いため、特に注意が必要です。
単純な脂肪肝なのかNASHなのかを正しく判別するためには、
肝臓の細胞をとって顕微鏡で調べる必要があります。

脂肪肝・NASHの治療


NASHがある人は肝臓の機能を低下させないために、使う薬にも注意が必要です。
インスリン分泌促進薬:幹細胞の線維化を進める
◆ARB:幹細胞の線維化を防ぐ
◆30分の早歩きをする(休まずに)
◆筋肉は第2の肝臓:低下した肝機能の働きを補う