中国人が爆買いする「神薬12」

中国人が爆買いする「神薬12」 日本人が知らなかった小林製薬のスゴイ実力
http://www.sankei.com/west/news/150730/wst1507300003-n1.html



「インバウンドの取り込み策を強化する」。
7月1日の新製品発表会で、小林製薬小林章浩社長はこう意気込んだ。
好調なのが傷口に塗ると皮膜で菌の侵入を防ぐ液体絆創膏「サカムケア」だ。
今年4〜6月の売り上げが前年同期の5倍以上となった。
そのほか、皮膚の赤みを改善する塗り薬「ニノキュア」は
約1・5倍、額に貼るタイプの冷却用「熱さまシート」は約4割増になった。


売り上げが伸び始めたのが昨年秋ごろだ。
昨年10月に中国の大手ポータルサイト、捜狐(SOHU)で、
「日本に行ったら買わねばならない12の医薬品」
という記事が掲載されたのがきっかけだという。


このサイトでは、サカムケアは「傷口を水分から保護するので衛生的」と紹介され、
熱さまシートは「はがれにくい。急な発熱のために常備したい」とコメントが載っている。


なぜ、これらが売れ行きが好調なのか。
小林製薬の広報担当者は「日本製の安心感と類似商品がないためでは」と分析する。


このほか12製品に選ばれた大正製薬の「口内炎パッチ」は、
塗り薬が一般的な口内炎薬でシールのように貼るタイプにしたのが特徴で、
患部に密着させることができるのがユニークだ。
また、同じく12製品に入った参天製薬の目薬「サンテボーティエ」は
疲れ目に対する効能だけでなく、
香水の瓶のような容器とバラの香りが高級感があり女性向けと紹介された。