塩野義、インフル1日で治療 18年にも新薬実用化

塩野義、インフル1日で治療 18年にも新薬実用化
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ29HX4_Z21C15A0MM8000/?dg=1



塩野義製薬
インフルエンザを1日で治療できる世界初の新薬を2018年にも国内で実用化する。
従来の薬はインフルエンザウイルスの増殖そのものを止める効果がないが、
新薬はウイルスの増殖を抑えて死滅させる仕組み。
厚生労働省は画期的な新薬候補として優先的に審査する方針だ。


塩野義の新薬はウイルスが増殖するときに使う酵素の働きを邪魔する。
ウイルスは増殖できず、そのまま死滅する。飲み薬として従来品と全く違う仕組みで効く。


厚労省は画期的な新薬の早期の実用化を促す「先駆け審査指定制度」で、
同社の新薬をこのほど指定した。
厚労省から製造販売承認が得られれば18年にも発売する。