TPP すべての野菜で関税撤廃

すべての野菜で関税撤廃 TPP、カボチャなど即時
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS15H4D_V11C15A0EE8000/



ジャガイモやカボチャ、ブロッコリーなどは
協定発効後すぐに関税をなくすほか、タマネギは6年目になくす。
消費者に恩恵が及ぶほか、海外産の野菜を使う外食産業にも追い風になる。


TPPでは重要5項目の関税を維持したが、
それ以外の農産品は大半で関税がなくなる。


ピーマン、キャベツ、レタス、ホウレンソウなどの主要野菜に
3%の関税をかけているが、TPPの発効後すぐになくす。
TPPに参加する米国産が多いブロッコリー
メキシコ産が流通するアスパラガス、
ニュージーランドからも輸入しているカボチャなども対象になる。


年数をかけて関税を撤廃する品目もある。
ポテトチップス向けの加工用ジャガイモは
9%の関税を段階的に下げて6年目にゼロにする。
フライドポテト向けは8.5%を4年目になくす。
タマネギは低価格品にかけている8.5%の関税を6年目に撤廃する。


このほか6%をかけているスイートコーンも4年目になくす。
イチゴやメロン、スイカは現在の6%から協定発効と同時に撤廃される。


特に恩恵が大きいのが外食企業だ。
国内産の野菜か海外産の野菜かという選択の幅が広がる。