「コーヒーに健康効果」の裏側 疫学、病気予防に生かす
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO88560450W5A620C1TZQ001/
コーヒーを１日にたくさん飲む人は、飲まない人に比べて
心臓病や脳卒中などで死亡するリスクが大きく下がることがわかった。
とりまとめたのは東大の井上真奈美特任教授らだ。
1990年代から40〜69歳の約９万人を対象に追跡調査され、
生活習慣のアンケート結果などとともに得られたデータをもとに、
今回はコーヒーを飲む量と死因との関係について調べた。
その結果、コーヒーを１日３〜４杯飲む人は、
ほとんど飲まない人に比べて心疾患や脳卒中による死亡の危険性が４割減った。
肺炎などの呼吸器疾患も低かったという。緑茶でもほぼ同じ結果が出た。
［日本経済新聞朝刊2015年６月28日付］
