iPS細胞で腎不全治療 アステラスと京大、マウス実験成功

iPS細胞で腎不全治療 アステラスと京大、マウス実験成功
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGG13H2W_T10C15A3MM8000/


アステラス製薬京都大学iPS細胞研究所は
iPS細胞から作った腎臓細胞で急性腎不全の治療に成功した。
マウスを使った実験だが、iPS細胞で腎不全の症状を改善したのは初めて。
早期の臨床研究を目指す。19日から横浜市で開く日本再生医療学会で発表する。


京大の長船健二教授らはヒトのiPS細胞から作った腎臓の細胞を、
血管を縛って腎不全を起こしたマウスに移植した。
移植しないマウスは急性腎不全を起こしたが、移植したマウスは腎機能の低下が抑えられた。
ほかの動物で安全性や有効性を確かめ、2025年以降に臨床研究につなげる。