アマダの営業益90億円に

※持ち株のニュース
アマダの営業益90億円に 4〜9月期、従来予想15億円上回る
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXLZO7741087022092014DTA000



金属加工機械大手アマダの2014年4〜9月期の連結営業利益は、
前年同期比2.4倍の90億円前後になりそうだ。従来予想を15億円上回る。
欧米で自動車業界向けなどの販売が伸び、国内も企業の設備投資の回復が追い風となる。
想定以上の円安で輸出採算も改善する。
同社は純利益の全額を株主に配分する方針で、
通期業績が上振れすれば株主配分の増額も見込めそうだ。


アマダは金属板の切断や曲げ、穴開けなどの加工をする装置を手掛ける。
4〜9月期の売上高は17%増の1300億円前後と従来予想を100億円上回りそうだ。


国内外の全地域で売上高が伸びる。増収率が20%強と最大なのは欧州だ。
好調な企業業績が続くドイツやフランスで省エネ目的の設備投資が増えており、
消費電力が少ないタイプの金属加工機が収益をけん引する。


米国の増収率は前年同期の47%から10%弱に鈍るが堅調が続く。
人件費が上昇した中国などから、米国に製造拠点を戻す動きが背景にある。
自動車関連メーカーを中心に、
加工機に材料搬送装置を組み合わせた自動化ラインへの需要が強い。


想定為替レートは1ドル=98円、1ユーロ=135円で、足元の円安も利益を押し上げる。
ドルの場合、1円円安になれば年間の営業利益が約2億5000万円増える。


日本企業の設備投資意欲も旺盛で国内売上高は2割弱増えそうだ。
工作機械の購入資金を国が1500万円まで負担する「ものづくり補助金」が設備投資を促し、
消費増税の影響を抑えている。


アマダは16年3月期までの2年間、純利益のすべてを株主に配分する方針を掲げている。
配当と自社株買いを半々とする。
4〜9月期の純利益は93%増の60億円程度と従来予想を15億円ほど上回りそう。
通期の純利益は前期比48%増の180億円を見込んでおり、
期の好調を受けてどこまで伸ばせるかが焦点だ。
4〜9月期の決算発表は11月上旬に予定している。

  • アマダ

http://www.nikkei.com/markets/company/index.aspx?scode=6113
8月に981円で買いました。


2014年11月13日14時00分
【決算】アマダ、上期経常は92%増益で上振れ着地
http://kabutan.jp/news/marketnews/?b=k201411130042