手根管症候群

手根管症候群とは

http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2014/07/0710.html


手根管症候群は、手の親指から薬指にかけてしびれや痛みを感じる病気です。
「初期には人さし指と中指にしびれや痛みを感じることが多い」
「夜間や明け方に強い痛みやしびれで目を覚ます」
「手を振ると楽になる」といった特徴的な症状があり、
進行すると、親指から薬指半分までの手のひら側にしびれが起こります。


これは、親指から薬指の親指側半分までを司る正中神経が、
手根管で腱に圧迫されて起こるためで、
薬指の小指側と小指には全く起きないのが大きな特徴です。
また、手の甲側がしびれる場合には別の病気の可能性があります。


患者さんの多くは、妊娠・出産期や、更年期、閉経を迎えた女性です。
女性ホルモンの乱れによる手のむくみが関係していると考えられています。
そのほか、手首のけが、手の使い過ぎで手根管を圧迫する動作が多い場合、
関節リウマチがあったり透析療法を受けている場合にも起こりやすいとされています。





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手根管症候群に桂枝茯苓丸
http://d.hatena.ne.jp/sna59717/20131128#p1


◆指のしびれ、「手根管症候群」かも 老化と勘違い
http://d.hatena.ne.jp/sna59717/20130610#p1