血圧・肥満度など、学会見直し

「健康」基準、緩めます 血圧・肥満度など、学会見直し
http://apital.asahi.com/article/news/2014040500003.html



日本人間ドック学会健康保険組合連合会は4日、血圧や肥満度などについて、
健康診断や人間ドックで「異常なし」とする値を緩めると発表した。


国内で人間ドックを受けた人の値を調べたところ、
血圧やコレステロールの値がこれまでの基準より高くても「健康」だった。


学会は新基準を6月に正式に決め、来年4月から運用する予定。


学会は2011年に人間ドックを受けた約150万人のうち、
たばこを吸わずに持病がないなどの条件を満たす約34万人を「健康な人」とした。
そこから5万人を抽出して27の検査項目の値をみた。その結果、
従来は130未満を「異常なし」としていた収縮期血圧は、147でも健康だった。
85未満が「異常なし」だった拡張期血圧も94で健康だった。