川崎重工業 期末6円に増配

川崎重工業、期末6円に増配 14年3月期、航空機・二輪車けん引
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXNZO6885889025032014DT0000&n_cid=TPRN0004



川崎重工業は25日、
2014年3月期の期末配当を前期末比1円増の6円にすると発表した。
従来予想は5円。


ボーイング向けに航空機胴体の受注が拡大するほか、
東南アジアで二輪車の販売が伸び、今期の純利益は10%増の340億円を見込む。
業績好調を受けて株主配分を拡充する。増配は2期ぶり。


川崎重工業は中長期的な連結配当性向として30%を目安に掲げている。
今期の1株当たり利益は約20円の見通しで、配当性向を掛け合わせて6円に決めた。
中間配当は実施しておらず、年間配当も6円(前期は5円)となる。


今期の売上高は9%増の1兆4000億円、営業利益は50%増の630億円を見込む。
航空機部品や二輪車に加え、北米やアジア向けが好調な鉄道車両の収益も改善する。
為替相場の円安も増益に大きく寄与する。