エーザイ

エーザイ、純利益を385億円に下方修正 14年3月期
構造改革費かさむ
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXNASFL030JS_03022014000000



エーザイは3日、2014年3月期の連結純利益が
前期比20%減の385億円になりそうだと発表した。
従来予想は532億円で、147億円の下方修正となる。
欧米の研究開発体制の再編や国内での事業譲渡、希望退職者の募集など
構造改革費用がかさみ、特別損失が130億円程度発生することが響く。


1月に上限を設けず募集した希望退職者数は396人だった。
通常の退職金に加えて支払う割増退職金の総額は89億円で、特別損失に計上した。


年間配当計画は前期実績と同じ150円のまま変えない。


売上高は2%増の5870億円になる見通し。
従来予想の5780億円から引き上げる。円安進行の効果を踏まえた。


営業利益は6%増の745億円で、40億円下方修正する。
肥満症治療薬「ベルヴィック」の販売権獲得などで費用が増える。


同時に発表した13年4〜12月期の連結決算は
純利益が前年同期比13%減の294億円だった。
主力の抗がん剤「ハラヴェン」などは好調だったが、
新薬を共同開発する企業に支払う契約一時金など研究開発費が増えて、利益を圧迫した。


売上高は4%増の4480億円、営業利益は21%減の428億円だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕