NISAで狙う株主優待、落語家が指南
http://www.nikkei.com/money/investment/nisa.aspx?g=DGXNASFK1202P_12112013000000&df=1
落語家の桂茶がまさんが推奨するのは、10万円前後の優待株を10銘柄持つ手法。
まずは松屋フーズ。
吉野家も含め、牛丼店にはたまに行きますね。
優待はメニューを選べる食事券が10枚ですから結構使いでがあるし、
他に配当が年2500円もあります。
次のフコクは自動車のゴム部品大手。
米国の量的緩和第3弾(QE3)で円安が進み、
日本車が輸出しやすくなって自動車関連は伸びると見ていますが、
こういう時はトヨタ、日産より部品メーカーの方が変動率が大きいのでは。
ここは販売も上向きで上方修正の期待もあるのに、PERもPBRも割安。
優待は、僕のような9年間独身で暮らしている身にはありがたい米2キロ。
配当も年2000円で、これでまた米が買えます。
おかずがなくても米さえあれば、何とか生きていけますから。
3番目は墓石、仏壇のはせがわ。
高齢化が進んでいるので今後お墓のニーズも高まっていきますが、
日本のお墓は古いものが多く、建て替えが必要です。
僕は「これから景気が良くなる派」ですが、そうなると
老朽化したお墓や仏壇を新しくしたいと思う人も増えるでしょう。
利益率も高い業界です。
4番目のキムラユニティーは自動車関連の物流サービス。
業績の安定度、低PBR、貸借倍率の低さなどに注目しました。
優待は米2キロ。
介護業界首位のニチイ学館にも目が留まり、
こちらには「食卓へルパー7種のおかずセット」という優待があったので
迷いに迷いましたが、決定打はやはりコメ。
5番目の福島銀行は福島県内2位の第二地銀。ここだけ1000株単位です。
手数料割引などの優待は、銀行の店舗に直接行けない僕は受けられませんが、
配当も1000円あるし、復興支援銘柄として入れました。
6番目は定番銘柄でハウス食品。配当が3000円と高い上、
1000円相当の自社製品を年2回もらえます。
食品が年2回、これは大きい。業績も健康食品や海外の伸びで期待できます。
食品銘柄が好きな人はキユーピー、カゴメと3社入れてもいいですね。
7番目の東亜ディーケーケーは環境計測器の会社。
春先にPM2.5など中国の大気汚染が騒ぎになり株価が急上昇しました。
指標的にも割安だし、来春も同じ繰り返しがある気がします。
8番目のユニーグループ・ホールディングスは優待開始を発表したばかりですが、
内容はPB商品1000円分の詰め合わせ。
PBRが0.51倍と低く、配当は2400円と魅力的。
9番目の三越伊勢丹ホールディングスは、景気回復の途上なのだから、
それに連れて上昇する日本一の売り上げの百貨店を入れようと思いまして。
高級スーツが今売れているらしいですが、
15万円までの買い物が10%割引ということは1万5000円分ですよ。
最後のサムシングホールディングスは地盤改良工事を行う会社。
震災では液状化現象が問題になりましたけど、国土強靱化計画が動き出せば、
こういう特殊技術のある会社が伸びそう。
なお配当の1株700円は株式分割前の前期実績です。