栄研化学・4〜9月期 保険適用拡大でピロリ関連製品伸長
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栄研化学が23日発表した2013年4〜9月期連結業績は、
ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎の除菌治療の保険適用が拡大されたことで
関連製品が売り上げを伸ばし、売上高は前年同期比2.9%増の150億6500万円となった。
免疫血清学的検査用試薬では、
血中のヘリコバクター・ピロリ抗体を測定する
「Eプレート‘栄研’H.ピロリ抗体II」や、
ヘリコバクター・ピロリ検査と組み合わせて胃の健康状態を調べる検査に使う
「LZテスト‘栄研’ペプシノゲン」の売り上げが増加。
微生物検査用試薬や一般検査用試薬も売り上げを伸ばした。
利益面は、製造原価率の低減や販売管理費の効率化により、
営業利益16億3800万円（前年同期比10.4%増）、経常利益16億9200万円（6.6%増）、
純利益10億8500万円（9.3%増）と各段階で増益を確保した。
栄研化学
http://www.nikkei.com/markets/company/index.aspx?scode=4549
