WHO PM2.5に発がん性

WHO PM2.5に発がん性
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131017/k10015365401000.html



中国で問題となっているPM2.5など粒子状の大気汚染物質について、
WHO=世界保健機関は「発がん性がある」と初めて正式に結論づけ、
国際社会が早急に対策を取るよう求めました。


WHOの専門機関で、化学物質などの発がん性について分析、
公表しているIARC=国際がん研究機関は17日、
スイスのジュネーブで最新の研究成果について記者会見を開きました。


この中で、呼吸器疾患の要因となり、発がん性も指摘されてきたPM2.5など
空気中を漂う非常に小さな粒子状の大気汚染物質について、
発がん性のリスクの5段階の危険度のうち最も高い分類に
「肺がんの発がん性がある」と初めて結論づけたと発表しました。


さらに「大気汚染」全体についても
ヒトが汚染された空気の中で生活を続けることで
「肺がんの発がん性がある」と結論づけ、
「がんによる死亡の主要な環境要因だ」と指摘しました。


IARCでは、人口が多く急速に工業化が進んでいる中国などの新興国は、
ここ数年、粒子状物質などによる大気汚染にさらされる危険性が
非常に高まっているとして、国際社会が早急に対策を取るよう求めました。



http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20131018-OYT1T00473.htm


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