ジャンクフード&喫煙の若者「ある日突然」のリスク

心筋梗塞」×メタボ男性だけの病気じゃない…
ジャンクフード&喫煙の若者「ある日突然」のリスク
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130616/wlf13061618000019-n1.htm



18歳の発症も…
最近、特に男性において、若年化しているという。
「20代の患者もおり、中には18歳という例もあった。
私が医者になったばかりの20、30年前は、
20代、30代で心筋梗塞になる人はまずいなかったのですが」
と国立循環器病研究センターの心臓血管内科部門長の安田聡さんは驚く。


その理由として、
「若い男性の生活習慣が劣化していることが一因」と安田さんは警告を発する。
「コンビニやファストフード店があふれ、
特に若い男性は手軽に食事をすませる生活習慣が身についてしまっている。
その上、運動する機会が少ないので肥満が進行する。
コレステロール、高血圧にもなります」。


もうひとつ、安田さんが危機感を抱いているのが、女性の喫煙率の高さだ。
厚生労働省「国民健康栄養調査」によると、
成人喫煙率は、男性では低減傾向にあるのに、若い女性では増加。
40代では、平成元年に10・6%だったのが、
23年には16・5%にまで増加している。


「血管の内皮は一酸化窒素を出して、血管を十分広げ、血管を守っている。
たばこを吸うと、一酸化窒素の生成分泌が障害を受け、
血管がしぼみやすい状態になるのです」