2013 #9
レベチラセタム学術講演会〜これからのてんかん診療を考える〜
Hotel Nikko Naha Grand Castle
【特別講演】
日常の診療でてんかんを診る〜てんかんの診断から治療まで〜
◎広島大 脳外科 講師 飯田幸治先生
てんかん患者:日本では100万人 毎日200人が発症
最初の抗てんかん薬で約50%が発作消失
2剤目を追加して+10%
第1選択薬
二次性全身けいれんを含む部分てんかん:カルバマゼピン
特発性全身けいれんを含む全身てんかん:バルプロ酸
第2選択薬
妊娠を希望しない患者
レベチラセタム>ラモトリギン
妊娠を希望する患者
レベチラセタム<ラモトリギン
フェニトイン:歯肉増殖
アメリカでは第3選択薬になっている。
レベチラセタムは効果発現が早い
副作用少ない
薬物相互作用を考えなくていい
2−3剤でダメなら専門医へ紹介する
キーワードは「発作がとまらない」
側頭葉てんかんには外科的治療が優る
AED : antiepileptic drug