オランダ野球支えるカリブの島

オランダ野球支えるカリブの島、代表半数が出身
http://www.yomiuri.co.jp/sports/wbc/2013/news/20130313-OYT1T00228.htm



WBCで、欧州勢として初の4強入りを果たしたオランダ。
サッカーの強豪国として知られるオランダ野球の快進撃を支えているのは
オランダが17世紀に入植した中米のキュラソー出身の選手たちだ。


「野球のオレンジ軍団が旋風」


オランダの全国紙テレグラフ(電子版)は11日、こんな見出しを掲げ
キューバを破った選手たちの「偉業」を速報した。
オランダ公共放送は12日の日本戦をウェブサイトで放送した。


サッカーが国民的スポーツのオランダ本土(人口約1670万人)で
野球の競技人口は約1万5000人とされる。
カリブ海に浮かぶキュラソー島は人口約14万人で、総面積約440平方km。


代表チームの広報担当アブスプル氏によると
代表チームの28選手中、半数がキュラソー出身。
オランダ本土生まれは9人にとどまる。
「ミューレン」の登録名でロッテやヤクルトでプレー経験のある
ヘンズリー・ミューレンス監督もキュラソー出身だ。


アブスプル氏は「米大リーグや日本のプロ野球でプレー経験のある監督や選手が
チームにプロ意識を根付かせ、レベルが飛躍的に向上した」と説明する。
(読売新聞)