頭痛 あなたのタイプは?

気になる頭痛 解消法「あなたのタイプは?」
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2013/01/0121.html

正確な診断のためには、医師は
「どんなときに頭痛が起こるか」
「痛み方や痛みの程度」
「吐き気など頭痛に伴って起こる症状(随伴症状)」
などを詳しく知ることが必要があります。
そのため、患者さんは
「頭痛が起こった日時や状況」
「頭痛の程度」「使用した薬」
「随伴症状」女性の場合は「月経」
などについて記録しておき、受診時に医師に伝えると役立ちます。
手帳などに記録するほか、頭痛ダイアリーも利用するとよいでしょう。
そこから、頭痛の傾向を読み取ることができます。


頭痛ダイアリーからわかること

「痛みが強い」「週末に強い頭痛が起こる」
「吐き気」などがあれば、典型的な片頭痛の症状があるといえます。
この場合はトリプタンという薬を正しく使うことで、痛みを抑え込むことができます。


「頭の全体が締め付けられるように痛む」
「平日の夕方に多い」「痛みはそれほど強くない」
といった場合は緊張型頭痛と考えられます。
首や肩の筋肉のこりやはりが頭痛を招くと考えられるので
筋肉をほぐすストレッチや体操を行ったり、入浴などで対処できます。


頻度は低いのですが、慢性頭痛の1つに群発頭痛と呼ばれるタイプもあります。
毎日決まった時間に起こる、片方の目の奥が激しく痛む、などの特徴があります。


また、頭痛薬を安易に頻繁に使い続けると、薬物乱用頭痛に陥る恐れがあります。
週に2〜3日以上薬を使うことが続く場合は注意が必要です。