津波の危険、車で逃げてはだめ?

津波の危険、車で逃げてはだめ?
「原則徒歩」で速やかに
http://mainichi.jp/opinion/news/20130107ddm003070124000c.html



なるほドリ 
津波注意報や警報が出た時って、自動車で避難しちゃだめなの?


記者 
国は防災基本計画で津波からの避難について「原則徒歩」としています。
みんなが車を使うと渋滞が起き、津波に巻き込まれる恐れがあるからです。
渋滞で消防車など緊急車両が通れず、救命活動に支障を来すことも考えられます。

Q 東日本大震災の時はどれくらいの人が車で逃げたの?

A 国土交通省の調査によると55%の人が車を使いました。
車で避難した人の多くが「困ったこと」として
渋滞や信号消灯、道路の段差を挙げています。
大震災では岩手県宮城県だけで
約700人の遺体が車内から見つかりました
全員が避難中だったとは限りませんが
津波で車内から投げ出された人もいると考えれば
多くの人が車で避難していて津波に巻き込まれたことが分かります。

Q なぜ、そんなにたくさんの人が車で逃げたのかな?

A 内閣府の調査では「普段の移動に車を使っているから」という回答の割合が高く
徒歩で避難しようと思えばできたケースも多かったとみられます。
一方で「安全な場所まで遠かった」「家族で避難しようとした」
という人たちもたくさんいます。
一部で「車を失いたくない」「避難生活に役立つ
という思いがあったのも実情です。

                                                                                                                      • -

阪神大震災の時、俺は部屋から出て
当時乗っていたパジェロに乗り込みました。
理由は寒かったのと、ラジオを聞きたかったからです。
その後、ラジオの情報をもとに滋賀県の兄の家に逃げました。
橋が崩れそうで、渡るのが怖かったです。