潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎 下痢、腹痛繰り返す 薬の継続で症状コントロール
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130108/bdy13010807470003-n1.htm


第96代首相、自民党安倍晋三総裁(58)が
以前、告白したことで広く一般の人にも知られるようになった病気「潰瘍性大腸炎」。
原因不明の難病だが、適切な治療を受ければ日常生活での支障はなく
健常者と同じように仕事をこなすことは可能だ。


潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜が炎症を起こしてただれ、びらんや潰瘍ができる病気。
日本では安倍首相の病気として知られるが、ケネディ元大統領も患っていたといわれている。
頻回の下痢や血便、腹痛が主な症状。
安倍首相も前回の首相在任時の辞任表明前には
「1日30回トイレに行って、まだおなかが痛い状態だった」と報じられている。


治療は薬が基本。症状の軽重にかかわらず
まず「5−アミノサリチル酸」(5-ASA)という薬を服用する。
安倍首相を病から救ったとされる「アサコール」もこの成分が含まれている薬だ。
日本では21年から使えるようになったが
海外では既に10年以上前から使用されている。
同様の薬として、「サラゾピリン」「ペンタサ」などがある。