ソウシハギ

猛毒魚ソウシハギ北上中 海水温上昇で本州にも
http://www.asahi.com/national/update/1110/TKY201211100341.html

瀬戸内海で釣り上げられたソウシハギ水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所提供

ウマヅラハギ


フグの最大70倍の毒を持つカワハギ科の熱帯魚「ソウシハギ」が
太平洋や瀬戸内海沿岸に出現している。
今夏の猛暑と残暑で海水温が過去最高の水準まで上がったため
生息域が変化したとみられる。
鍋や刺し身で人気の「ウマヅラハギ」に似ており注意が必要だ。


水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所によると
ソウシハギの成魚は全長約50〜75センチで
青い波模様とうちわのような大きな尾ひれが特徴。幼魚は緑色をしている。


ウマヅラハギとは頭部が長い点が似ているが
内臓に「ハコフグ」や「アオブダイ」にもある猛毒「パリトキシン」を含み
食べると呼吸困難や手足のしびれで死に至ることも。
厚生労働省のまとめでは、パリトキシンによる中毒は
1953〜2009年に少なくとも36件発生し、6人が死亡しているという。