ツムラ

漢方薬、国内生産を増強へ=高齢化で需要増に対応
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2012092200171



ツムラは、生薬であるニンジンやカンゾウの国内栽培地を拡充する。
生薬の大半を中国からの輸入に依存する体制を見直し
国内で安定供給体制の構築を進めている。


厚生労働省によると、2011年の漢方製剤(薬)の国内生産額は
1320億円と06年比1.2倍に拡大。
野村総合研究所は「高齢化を背景に15年に2000億円を超える」と試算している。


ツムラは生薬を使ったエキス粉末の生産能力を
10年から5年間で1.4倍(年4850トン)に引き上げる計画。
同社は北海道夕張市の生薬栽培地を拡大するほか、九州にも新たに栽培地を設ける。