「損切りは素早く」は正しい投資法なのか 

損切りは素早く」は正しい投資法なのか 西野武彦
http://www.nikkei.com/money/investment/stock.aspx?g=DGXNMSFK2404A_24042012000000&df=1

ウィリアム・オニール氏は、次のように述べています。
「株価が20%上昇したら利食いする。8%下落したら損切りする」

これに対して、ピーター・リンチ氏は
次のように述べています。

「もしあなたが『株価が25%下がったら押し目買いをする』
という決心ができずに、『25%押したら売ってしまおう』という
致命的に間違った考え方を捨てることができないようなら
あなたは株式相場で正当な利益を得ることなど、決してないだろう」

「良い株であるのに、株価が下がっているものを
その価格でナンピンせず、逆に売ってしまうのは、ただの悲劇にしか過ぎない」

このふたりの違いはどこから来ているのでしょうか。
その最大の原因は
オニール氏は短期投資、
ピーター・リンチ氏は長期投資
を、それぞれ基本的な投資スタンスとしていることにあります。


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