プラザキサ

2012 #20
抗凝固療法学術講演会 ベーリンガー

The Naha Terrace


【特別講演】
心原性脳塞栓症の包括的予防・治療戦略〜ダビガトランの位置づけと注意点〜
橋本洋一郎先生 熊本市民病院診療部長、神経内科部長


脳卒中の初回発生後の平均余命は7,5年
5年生存率は50%


脳梗塞の半数は心原性
脳梗塞で運ばれてくる患者の3分の1は
CHADSスコアで0か1


ワーファリンが効いてない患者も多い
INR1.6は崖っぷちで、死守しなければならない。
それ未満ではワーファリンを使う意味がない。


RELYの結果より
脳からいえばプラザキサがファーストチョイス
http://medical.radionikkei.jp/suzuken/final/110303html/index2.html


プラザキサは飲ませて2時間で効く。
ワーファリンも同じだが、頭蓋内出血が起きたら死亡するのはあたりまえ。


プラザキサは下部消化管出血が多い。
酸性にした方が吸収がよいため酒石酸を使っている。
併用薬はファモチジンがのぞましい。


脱カプセルは不可、嚥下できない人は使えない。
吸湿性が高い。


半減期は12時間
腎排泄率80%




腎機能評価は
e-GFRではなく、クレアチニンリアランスで。
クレアチニンリアランス計算式
http://www.xarelto.jp/ja/home/medical-support-area/medical-care-calculator/creatine_clearance/index.php


メディカル朝日2月号
循環器治療 この薬をつかう理由(23)
ダビとリバの国盗り物語 リバーロキサバン編
村川裕二先生 帝京大学医学部附属溝口病院 第4内科