断酒薬

「飲酒の欲求」抑制、国内初の薬 依存症治療に
日本新薬、月内に承認申請
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819696E0E0E296888DE0E1E2E1E0E2E3E09F9FE2E2E2E2





日本新薬は、アルコール依存症患者の断酒を後押しする治療薬の
製造販売承認を月内に厚生労働省に申請する。
特定の神経に働きかけて飲酒の欲求を抑える国内初の薬剤となる。
承認を得られれば来年夏までに発売する方針で、年間30億円程度の売上高を見込む。


治療薬の名称は「アカンプロサートカルシウム」。
日本新薬がスイスの製薬会社、メルクセローノから国内での開発販売権を取得し
2004年から臨床試験(治験)を進めてきた。
最終段階の治験で断酒に寄与する効果が確認できたという。


今回の治療薬は飲酒の欲求そのものを抑える点が、従来とは異なる。


NS-11
アルコール依存症患者の断酒補助
http://www.nippon-shinyaku.co.jp/ir/financial/develop.html


NS-11は、興奮性神経伝達物質のグルタミン酸受容体のひとつである
NMDA受容体を介して両神経系の不均衡を是正し、症状を抑えるとされている。
これまでの治療薬は、抗酒剤といわれ、二日酔いの不快症状の原因とされる
アセトアルデヒドの分解を抑え、不快症状を引き起こすことで
飲酒を避けさせる仕組みだった。
http://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/37078/Default.aspx