ホコリはなぜ灰色なのか

所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!:テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/sokontokoro/backnumber/120127_a.html


ホコリはなぜ灰色なのか
疑問を解決するため、向かったのは筑波にある国立環境研究所。
ホコリを科学的に分析する博士なら、きっと分かるはず!ということで聞いてみると…
ホコリが出来る瞬間を見ればわかるという!
先生によると、なんと着替えるだけでホコリは発生するという。


そこで!実験してみる事に。
実験方法は簡単。日常生活で着替える事を想定し、ただ脱いでは着る。
脱いでは着るというのを繰り返すのだ。
36時間着替え続け、その回数は…合計985回。
ホコリの固まりが出来上がった!最初は白っぽかったが、最後は完全な灰色に。


そこで、作ったホコリを持って博士の元へ。
顕微鏡でホコリを300倍に拡大して見てみる。
すると、一見、灰色のようなホコリも、顕微鏡で拡大すると
カラフルな色が混ざっている。様々な色の服の繊維がホコリのもとになっていたのだ。


しかし、それがなぜ灰色になってしまうのだろうか?
簡単に言えば絵の具を混ぜるのと一緒の原理だと先生はいう。
実際に様々な色の絵の具を、混ぜてみると灰色になる!
つまり、ホコリが灰色なのは、様々な色の物が集まり
塊になる事で色が混ざり合った結果だったのだ!