女子力アップ

【漢方のちから】
女子力アップに 生理痛や冷えの症状を緩和
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111129/bdy11112907270002-n1.htm


生理痛に用いる漢方薬としてよく知られる桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は
血の循環が滞る「●血(おけつ)」と呼ばれる症状を治す成分が多く含まれ
のぼせやむくみにも有効とされる。


「この場合の漢方は、最低でも3カ月ぐらい飲み続けないと効果が分からない。
自分に合った漢方を見つけるのに時間がかかるかもしれないが
ほとんどの人が見つけられるし、それを飲み続けることで症状を軽くすることができる」
愛誠病院(東京都板橋区)漢方センター長で、帝京大医学部外科の新見正則准教授


漢方では冷え症は明らかに症状として認められており、それを治す漢方薬もたくさんある。
代表的なものに当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
があり、これには生姜や細辛(さいしん)など体を温める生薬が入っている。


女性特有の体のトラブルには数ある漢方の中でも
桂枝茯苓丸、加味逍遙散、当帰芍薬散の3つがよく使われる。
これらは「婦人科三大処方」と呼ばれている。


(●=やまいだれに於の二点がにすい)